合同会社RDND

「２週間は最低、この町に居ても飽きないよ。」

　テレビ番組を見ていて、どこかの外国のおじいちゃんがお酒を飲みながら言った何気ない一言。
　なんだか、すごく素敵だと思いました。それほどその町には、魅力がたくさんあるんだということが伝わってきて―。
　そして、果たして今、上勝町にたまたま来た人が、上勝町に興味をもって来てくれた人が、２週間「楽しく」滞在できるだろうか？と考えてみると、ちょっと難しいかも、と思ったのです。
　だったら「上勝町で最低２週間は飽きずに過ごす」ためには何が必要だろうか？その答えを探り「あったらいいな」を創りだしていくのが、RDNDの仕事です。

　徳島県上勝町は四国で一番小さな町です。
　人口は約1,500人。少子高齢化がすすむ町ですが、葉っぱビジネスの「いろどり」」や2020年までに町内からでる焼却・埋立てごみをなくそうとする「ゼロ・ウェイス」活動が話題で、年間2,000人を超える視察者が訪れる町でもあります。
　当社の社名「RDND」は「アールデナイデ」と読み、阿波弁で「（当然のことのように）あるじゃないか」という意味の「あるでないで」からとりました。上勝町は小さな町だけれど、こんなにも魅力があるじゃないか、とたくさんの人に伝えたい。そんな思いからです。
　そして現在は「五感で上勝を感じる」をテーマにしたカフェを運営したり、旬の野菜などを販売するオンラインショップの運営、またワークショップや音楽イベント等を開催しています。それも皆、私たちがコンセプトにしている「２週間飽きないまちづくり」のためです。

　仮に、上勝での「２週間」が楽しければ、もっとその先も、楽しい時間があるんじゃないかと思えて今度はもっと長い時間滞在してくれる人やもしかしたら、一生を上勝町で過ごす人もでてくるんじゃないだろうかと思っています。
　そうやって人が自然に楽しさに惹かれて集まる町は、きっと、100年後も1,000年後も存在していると思うのです。
　そのために今私たちは仲間と共に、「上勝なりの暮らし」を考え、守り、創ろうとしています。

　今回、私たちが募集する人材はただ単なるカフェのスタッフではなく、私たちと共に「こんなものがあれば、楽しく暮らせるよね。」と妄想し、実行してくれる人です。
上勝をフィールドとして、カフェや地域と繋がりながら、新しいライフスタイルを提案していくこと。そういったことに興味がある方を募集しています。